1. TOP
  2. コラム
  3. Googleタグマネージャー設定支援
  4. GoogleTagManagerのタグテンプレートを使用したYahoo!広告タグの実装方法

GoogleTagManagerのタグテンプレートを使用したYahoo!広告タグの実装方法

はじめに

ここ最近ITPやcookie制限の影響により、タグの仕様のアップデートが多く、対応に追われている方も多いのではないでしょうか?

アップデートがある度に各ページのタグを追加or修正するのはめんどくさいですよね…

本コラムでは、最近アップデートの多かったYahoo!検索広告、Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)のタグをGoogleTagManagerのタグテンプレートを利用して、実装する方法をご紹介いたします。

タグテンプレートを利用するメリット・デメリット

タグテンプレートを利用することで、タグのアップデートがあった際、タグのコピペ作業の必要はなく、テンプレートを更新するだけで、アップデートが完了するため、実装しなおす手間がかかりません。
(※GTM上のタグの設定を少し変更しなければならない場合もありますが…。)

ただし、タグテンプレートのアップデートはタグのアップデートから少し日にちがたってから実装されるケースが多いので、『タグのアップデートがあれば、最速で実装したい!』という方はアップデートされるたびにカスタムHTMLで実装or更新していただくことをオススメします。

Yahoo!広告で実装するタグ

 1.Yahoo!サイトジェネラルタグ

 2.Yahoo!検索広告サイトリターゲティングタグ

 3.Yahoo!検索広告コンバージョン測定タグ

 4.Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)サイトリターゲティングタグ

 5.Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)コンバージョン測定タグ

※本コラムにて説明している方法は、あくまで一般的な方法であり、タグを実装するWEBサイトによっては、タグが発火しないケースもありますので、ご了承ください。

Yahoo!サイトジェネラルタグの実装方法

①GoogleTagManagerのタグから、「新規」をクリック。

②、③の順番に進む。

④検索窓に「yahoo」と入力し、検索するとYahoo!広告の各タグテンプレートが表示される。

⑤「Yahoo広告サイトジェネラルタグ」を選択。

⑥「ワークスペースに追加」をクリックし、⑦「追加」をクリック。

⑧「コンバージョン補完機能を利用する」にチェックを入れると、「Cookie以外のストレージをコンバージョン測定補完機能に利用する 」のチェックボックスがでてくるので、ここにもチェックを入れる。

⑨トリガーを選択。

⑩トリガーは「All Pages」を選択。

⑪上記の画面になったら「保存」をクリック。

Yahoo!広告サイトリターゲティングタグの実装方法

Yahoo!サイトジェネラルタグと同様にタグの「新規」の画面から、①、②の順番に進む。

③検索窓に「yahoo」と入力し、④「Yahoo広告(検索広告)-サイトリターゲティングタグ」を選択。(※ディスプレイ広告の場合は「Yahoo広告(ディスプレイ広告)-サイトリターゲティングタグ」を選択。)

⑤「ワークスペースに追加」をクリックし、⑥「追加」をクリック。

⑦Yahoo!検索(or ディスプレイ)広告の管理画面から発行したリターゲティングIDを入力。

⑧「Yahoo!検索(or ディスプレイ)広告RTタグが発効する前にタグを配信」にチェックを入れる。

⑨「Yahoo!サイトジェネラルタグ」を選択。

⑩トリガーは「All Pages」を選択。

⑪上記の画面になったら「保存」をクリックし、実装が完了。

Yahoo!広告コンバージョン測定タグの実装方法

Yahoo!サイトジェネラルタグと同様にタグの「新規」の画面から、①、②の順番に進む。

③検索窓に「yahoo」と入力し、④「Yahoo広告(検索広告)-コンバージョン測定タグ」を選択。(※ディスプレイ広告の場合は「Yahoo広告(ディスプレイ広告)-コンバージョン測定タグ」を選択。)

⑤「ワークスペースに追加」をクリックし、⑥「追加」をクリック。

⑦Yahoo!検索(or ディスプレイ)広告の管理画面から発行したコンバージョンIDとコンバージョンラベルを入力。

⑧「Yahoo!検索(or ディスプレイ)広告CVタグが発効する前にタグを配信」にチェックを入れる。

⑨「Yahoo!検索(or ディスプレイ)広告RTタグ」を選択。

⑩コンバージョンを計測するためのトリガーをあらかじめ作成しておき、選択する。

⑪上記の画面になったら「保存」をクリックし、実装が完了。

実装するためのポイント・注意点

■基本的なタグ発火の順番は、サイトジェネラルタグ→サイトリターゲティングタグになるよう実装する。

■コンバージョン測定タグはサイトジェネラルタグ、サイトリターゲティングタグのあとに発火させる。

■タグテンプレートがアップデートされた場合は、GoogleTagManager上に下記のような通知が表示されるので、内容を確認した上でアップデートする。

まとめ

今回コラムではYahoo!広告タグをGoogleTagManagerのタグテンプレートを利用して実装する方法をご紹介いたしました。タグテンプレートはタグの実装が非常に楽になりますので、ぜひお試しください!