1. TOP
  2. コラム
  3. SNS広告
  4. 【LINE広告を検討される方へ】達成したいマーケティング目標ごとに選択するべきキャンペーンの目的を解説

【LINE広告を検討される方へ】達成したいマーケティング目標ごとに選択するべきキャンペーンの目的を解説

LINE Business Guide 2022年1月-6月期】によるとLINEの月間ユーザー数は8,900万人と主要ソーシャルメディアの中でも多く、広告媒体としての存在感も増してきています。LINEは簡単にメッセージや通話ができ、グループを作れば複数人でテレビ電話ができたりと非常に便利なソーシャルメディアです。FacebookやTwitterをやっていなくても、連絡用にLINEだけは使っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ユーザー数も多く、幅広い世代の方が使うため企業のマーケティングにおけるタッチポイントとして活用され始めています。広告を通じて自社のウェブサイトへ見込み客を集客するためや、LINE公式アカウントの友だち数を増やしたいなどマーケティング課題に対してLINE広告を活用することができます。

そんなLINE広告について今回は、達成したいマーケティング目標ごとに選択するべきキャンペーンの目的について触れたいと思います。LINE広告の出稿を考えているが、具体的にどのようなことができるのか・どのような成果が期待できるのかわからない方の参考になればと思います。

LINE広告とは?

LINE広告とは、LINEが提供する広告プロダクトです。LINEアプリ内のトークリストやLINE NEWSに出稿できるため、他の広告プロダクトではアプローチできないユーザーにもアプローチできる点が強みです。ターゲティング手法として、広告アカウントに紐づけたLINE公式アカウントのデータ(公式アカウントの友だちやメッセージ開封したユーザー etc…)にも配信することができます。この点はLINEの強みともいえ、他の広告媒体にはない特色です。

出典:LINE Business Guide 2022年1月-6月期


クリエイティブも画像や動画を使用することができ、カルーセル型として複数の画像をスライド表示する広告タイプも作成できます。リッチなクリエイティブを作成できる点もLINE広告の特徴です。

キャンペーンの目的について

LINE広告では、キャンペーン目的を7つ用意しています。この目的を設定するためには、まずLINE広告を活用してどのようなKPIを達成することを目指すのか明確にする必要があります。そのKPIを達成するために最も適切なキャンペーン目的を選択し、それぞれの入札手法や広告の設定を行っていきます。

ウェブサイトへのアクセス

ウェブサイトへのアクセス数を増やすことを目的としたキャンペーンです。

ウェブサイトへ見込み顧客を集客し自社の商品やサービスを知ってもらいたい場合に、選択すべきキャンペーン目的です。クリッカブルな広告フォーマットを活用できるので、効率的にウェブサイトへの集客が可能です。ウェブサイトへのアクセス数を最大化するよう最適化がかかるため、より低単価で集客することができます。

コンバージョン

ウェブサイトの中でのコンバージョンを増やすことを目的としたキャンペーンです。

コンバージョンとは、任意で指定したウェブサイト内のアクションのことを指します。具体的には、資料請求や商品購入、サービス申込のようなアクションのことです。そのコンバージョンを増やすために入札単価の調整などが行われます。広告を通じて直接ウェブサイトで購入してもらい売上を伸ばしたい広告主やリード獲得のための資料請求数を伸ばしたい広告主におすすめのキャンペーン目的です。

コンバージョンを計測するためには、LINE広告の管理画面から発行される【LINE Tag(コンバージョン)】の設置が必須です。この設定が正常にできていないとコンバージョンが計測できない、かつ最適化がうまく働かないのでタグの設定をまずは行いましょう。

アプリのインストール

アプリのインストール数を増やすことを目的としたキャンペーンです。

自社のアプリのインストール数を伸ばしたい方におすすめのキャンペーン目的です。アプリインストール数の最大化させるために自動で入札単価を調整してくれる機能もあるため、どれくらいのインストール単価になるかわからない場合にも効率よくアプリインストール数を伸ばすことが期待できます。

このキャンペーン目的もコンバージョンの目的と同様にアクション数を計測する必要があるため、別で計測の設定が必要です。本題とはずれるため省略しますが、参考に下記ページを確認ください。

参考:アプリのインストールを計測する(SDK連携)

アプリのエンゲージメント

アプリ利用者のアプリの起動回数を増やすことを目的としたキャンペーンです。

既にアプリをインストールをしているユーザーや休眠ユーザーに、再度アプリを起動させたい場合におすすめのキャンペーン目的です。こちらもアプリのインストールの目的と同様にSDKの導入が必要です。LINE広告を活用すれば、アプリの休眠ユーザーにクーポンを提供したり、キャンペーン告知をできるためメールやプッシュ通知ではアプローチしきれないユーザーにもアプローチできます。クリエイティブも工夫することが可能なので、他チャネルよりもエンゲージメントが期待できます。

動画の再⽣

動画の再生数を増やすことを目的としたキャンペーンです。

Web動画の再生数を伸ばしたい方におすすめのキャンペーン目的です。動画の3秒再生、または完全再生を最大化させるために自動で入札単価を調整してくれるので、広告として配信する動画の尺や構成によって適切な配信を行うことができます。

友だち追加

LINE公式アカウントの友だちを増やすことを目的としたキャンペーンです。

LINE広告公式アカウントへの友だち数を増やしたい方におすすめのキャンペーン目的です。広告のクリエイティブもCTAが友だち追加のボタンとなるため、効率的に友だち数を増やすことができます。一度LINE公式アカウントの友だち登録をしてもらえば、そのあとはLINEメッセージ機能でDMを送れるので、その点で活用される広告主が多いキャンペーン目的です。

商品フィードから販売

ウェブサイトを訪れるかアプリを利用した人が興味を示した商品を広告に表示して、その商品の認知度を高めたり、購入を促進したりします。

いわゆるダイナミック広告と呼ばれるユーザーがウェブサイトやアプリを見たページの商品やサービスを広告のクリエイティブに反映して広告を表示させることができるキャンペーン目的です。これまであげた6つのキャンペーン目的とは別で商品フィードの準備・登録作業が 必要となりますが、より関連性の高い広告を出すことができるため高い費用対効果を期待できるキャンペーン目的となります。

多品種の商品を取り扱っているECサイトやホテルや旅館、不動産系の広告主は活用しやすいでしょう。

参考:【LINE for Business】キャンペーン目的別設定ガイド

まとめ

今回は、LINE広告のキャンペーン目的にフォーカスしました。ウェブサイトに集客したり、LINE広告を使ってサービスや商品の購入や申込に繋げられることをわかっていただけたかと思います。LINE公式アカウントと広告用の画像や動画を用意すれば、比較的簡単に広告出稿ができるので、この機会に検討してもらえると幸いです。