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【You Tube広告】広告フォーマットをイラスト付きで徹底解説!

「You Tubeに広告を出してみたいけど、どんな形式があるのかよく分からない…」そんな経験ありませんか?
You Tube広告と一言にいっても配信面だけでいくつもあるんです。そこで今回は、You Tube広告で使える代表的なフォーマットをイラスト付きでわかりやすく紹介します!

↓You Tubeのサブタイプについてのコラムはこちら↓
【初心者必見】You Tube広告のサブタイプを徹底解説!

意外と多い?広告フォーマットの種類

  • バンパー広告
  • スキップ可能なインストリーム広告
  • スキップ不可のインストリーム広告
  • You Tubeショート
  • インフィード広告
  • マストヘッド広告
引用:You Tubeヘルプ「動画フォーマットの概要」

You Tubeのアプリやウェブサイト内だけでもこれだけの配信先があります。では、それぞれの配信面の特徴を見ていきましょう。

各広告フォーマットの特徴

バンパー広告

動画視聴の間や前後に再生される6秒以内の短い動画広告です。ユーザーはこの広告をスキップすることはできません。
動画時間が短いため、簡潔で印象に残るような内容にする必要があります。

■広告フォーマットの表示場所
You Tube動画の再生ページ(動画の前後や間)
Google動画パートナー上のウェブサイトやアプリ

■入札戦略
目標インプレッション単価制

目標広告視聴単価制や目標インプレッション単価制などの入札戦略については前編にて紹介しています↓

スキップ可能なインストリーム広告

動画視聴の間や前後に見られるスキップができる動画広告です。5秒経過すると、広告をスキップするボタンが動画枠内の右下に表示され、スキップできるようになります。
5秒経過後ユーザーによってスキップすることが出来るため、ユーザーに興味を持ってもらうには最初の5秒間が大切になります。

またTV画面でYou Tubeを視聴しているユーザーには、「広告をスキップ」ボタンと同時に画面上にQRコードが表示され、詳細を確認できるようになっています。
※この広告に対応しているのは一部のテレビのみです。

引用:Googleヘルプ「スキップ可能なインストリーム広告」

■広告フォーマットの表示場所
You Tube動画の再生ページ(動画の前後や間)
Google動画パートナー上のウェブサイトやアプリ

■入札戦略
サブタイプに何を選ぶかで入札戦略が変わります。
動画再生回数を目的とする場合には目標広告視聴単価制に、
効果的なリーチやフリークエンシーなどを目的とする場合には目標インプレッション単価制になります。

スキップ不可のインストリーム広告

動画視聴の間や前後に見られる15秒以下のスキップのできない動画広告です。ユーザーはこの広告をスキップすることができないため、動画全体でメッセージを伝えることができます。

■広告フォーマットの表示場所
You Tube動画の再生ページ(動画の前後や間)
Google動画パートナー上のウェブサイトやアプリ

■入札戦略
目標インプレッション単価制

You Tubeショート

You Tubeショートのショート動画の間に表示される最大60秒の動画広告です。他のフォーマットとは異なり、9:16の縦型動画となることも特徴の一つです。
上下にスワイプすることですぐにスキップできます。

■広告フォーマットの表示場所
You Tubeショートフィード
(タブレット、モバイルアプリ、コネクテッド デバイス(ストリーミング デバイス、ゲーム機、テレビなど))

■入札戦略
サブタイプに何を選ぶかで入札戦略が変わります。
動画再生回数を目的とする場合には目標広告視聴単価制に、
効果的なリーチやフリークエンシーなどを目的とする場合には目標インプレッション単価制になります。

インフィード広告

You Tubeのホーム画面や検索結果の上部、関連動画の横などに表示される広告です。サムネイルと呼ばれる画像とテキストで構成されており、ユーザーがクリックすることで動画が再生されます。

■広告フォーマットの表示場所
You Tube検索結果
You Tubeの関連動画の横
You Tubeモバイルのトップページ

■入札戦略
サブタイプに何を選ぶかで入札戦略が変わります。
動画再生回数を目的とする場合には目標広告視聴単価制に、
効果的なリーチやフリークエンシーなどを目的とする場合には目標インプレッション単価制になります。

マストヘッド広告

ホーム画面の一番上に大きく表示させる広告です。ほかの配置面は運用型の広告であることに対し、マストヘッド広告は予約型の広告となります。また、PCやモバイルなど媒体によって少しずつ仕様が異なります。

■広告フォーマットの表示場所
パソコン
You Tubeホームフィードの上部で最大 30 秒間音声なしで自動再生され、クリックすると、動画の音声を有効にできます。

モバイル
You TubeアプリまたはYou Tubeウェブサイトのホームフィードの上部で音声なしで自動再生されます。動画の時間に制約はありません。
動画のサムネイル、広告見出しなどのテキストのほか、カスタム外部リンク(Call to Action / CTA)のテキストも表示されます。
また、広告をクリックすると、You Tube動画再生ページに遷移します。

テレビ画面
テレビ向けYou Tubeアプリのホームフィードの上部で音声なしで自動再生されます(サポートされている場合)。動画の時間に制約はありません。
テレビのリモコンを使用して、動画やサムネイルをクリックすると、動画再生ページに移動し、全画面で見ることができます。
テレビ画面のマストヘッド広告には行動を促すフレーズを追加できません。

■入札戦略
他の広告と異なり、予約ベースでのインプレッション単価(CPM)制となるため、レートの見積もりとキャンペーンのインプレッション目標については、Google の広告チームに相談する必要があります。

サブタイプと配信面

You Tube以外にも配信される?

You Tube広告は主にYou Tube面に配信される広告となりますが、目的や配信面によってはGoogle動画パートナーや、Google TVと呼ばれるスマートテレビプラットフォームにも配信できます。
Google動画パートナーとは、Googleの品質基準を満たした質の高いパブリッシャーのウェブサイトおよびモバイルアプリのことです。Google動画パートナーになるためには審査を受ける必要があります。

Google動画パートナーとは
Google広告ヘルプ:動画パートナーについて

Googleヘルプ動画キャンペーンの目標について

Google TVやGoogle動画パートナーに配信したくない場合、管理画面のキャンペーンの設定→ネットワークでチェックを外すことで、Google動画パートナーやGoogle TVに配信しないように設定することもできます。

Google広告管理画面

まとめ

今回はYou Tube広告のフォーマットについて解説しました。多種多様なフォーマットを理解し、適切に活用することが、動画広告成功への道となります。
ぜひ前回のサブタイプと合わせて活用してみてください!